衣類を押入れに上手に収納するアイデア

収納

和室の押入れに、布団の次に収納をすることが多いのが衣類です。押入れをクローゼッ卜のように上手に収納できれば、部屋もすっきりと片付くと思います。押入れは、クローゼットより奥行きがありますので、スペース的にかなりの量を収納することができます。アイデアを駆使して、上手に衣類を収納できるようにしましょう。

衣装ケースを上手に活用して収納する方法

押入れに衣類を収納する場合、真っ先に引き出し式の衣装ケースが思い浮かぶと思います。押入れ用の衣装ケースは、奥の方まで使いうことができ、収納する衣類の場所のスペースに合わせて自由にに重ねて使うことも可能です。押入れ用の引き出し式の衣装ケースは、まさに押入れ用って感じの収納グッズだと思います。

ただし、購入するときには押入れの大きさをしっかりと確認してください。押入れのサイズは、大まかな寸法は共通しているのですが、家の間の違いや作りによってまちまちです。

間とは京間や江戸間、団地間といったもので、畳一畳分の大きさを示しています。ちなみに代表的な畳の規格は、次のようになっています。

  • 京間 (畳/縦 191.0cm× 横 95.5cm)×6帖=10.9443平米
  • 中京間 (畳/縦 182.0cm× 横 91.0cm )×6帖=9.9372平米
  • 江戸間(畳/縦 176.0cm× 横 87.8cm)×6帖=9.2716平米
  • 団地間(畳/縦 170.0cm× 横 85.0cm)×6帖=8.67平米

1畳分の押入れといっても、サイスが異なることがありますので注意してください。無駄なスペースができないように、自分の家の押入れのサイズに合った衣装ケースを選びましょう。

また、押入れ用の衣装ケースの高さは18cmの薄型タイプや23cmのレギュラータイプ、30cmの深型タイプなどがあります。無駄なスペースができないように、収納する物や押入れの空間を考えて選ぶことも大切です。

引き出し式の収納を目線より高い位置に置くと内部が見えにくく、出し入れに不便なのでシーズンオフの衣類やあまり使わない衣類を収納するようにしましょう。

また、このような収納方法なら、衣替えは引出を入れ替えるだけで済みますので楽だと思います。

押入れ収納用チェス卜を活用して収納する方法

チェストは衣装ケースを2~6個を、組み合わせた形状になっています。

押入れタンスのように、引き出し部分の幅が広いタイプや、押入れ下段にぴったり入るタイプ、移動に便利なキャスター付きタイプ、ふとん台にもなるタイプなど、いろいろなタイプがあります。

押入れ収納用チェス卜を使うと、同じ種類のケースが並ぶことになりますので、押入れ全体の見た目が統一されてすっきりとした印象になります。

フタ付き収納ケースを活用して収納する方法

シーズンオフの衣類などをしまうには密閉性の高いフタ付き収納ケースが良いでしょう。

引き出しタイプよりもたくさんの物を入れやすいです。ニットなどの厚手の衣類の収納におすすめです。

縦に積み重ねて使うこともできるので、押し入れやクローゼットを有効活用できます。

中身が見える透明タイプが使いやすいでしょう。サイズも各種あるうえ、底面にキャスターが付属しているタイプもあり、出し入れするときに便利です。

収納する物や押入れのスペースに合わせて選んでくだい。

衣装保存袋

シーズン以外の衣類は、不織布などの袋に入れるのも良いでしょう。軽いので天袋などにも出し入れしやすく、固くないので隙間などに押し込んで収納することも可能です。

また、不要なときは、たたんで小さくしてしまうこともできるのが大きな利点です。

一部分が透明ビニルになっていて中が見えるタイプが、おすすめです。

ネジ止めで吊るす収納

押入れにポールを取り付ければ、クローゼッ卜のように使うことができます。

ポールのハンガー

押入れの壁の桟部分にソケットをネジで止めて固定します。ポールは寸法に合わせて、お店で切断してもらうとよいでしょう。金ノコで切ることもできます。

伸縮式のハンガーポール

伸縮タイプのハンガーポールなら、押入れの桟の位置に合わせて取り付けることができます。

天井と壁面のどちらにも取り付けられるタイプもあります。

U字ソケットとポール

U字ソケットのフタを取るとポールを取りはずすことができるので、ハンガーポールとしてだけではなく、布団類などを奥に立てて収納した場合のス卜ッパーとしても利用できます。

ネジ止めするタイプは、いずれも壁に桟や柱が入っている場所を選んで取り付けましょう。

壁や天井からの長さをきちんと測って取り付け位置を決め、ソケットを当てて穴の位置に印をつけてから、キリでしっかり穴をあけたあとドライバーで木ネジをねじ込むとうまく付けられます。

突っ張り棒

耐荷重が大きなタイプほど安心して使えます。

突っ張り式ハンガー

支え棒でも補助している分、突っ張り棒だけよりも落下しにくくなっています。

上下で突っ張るタイプ。半間分だけクローゼットのように使いたい場合に便利です。

耐荷重を超えると、ポールがたわんだり、落下する危険があるので、衣類は余裕を持って掛けましょう。

突っ張り式は、壁の中に柱や桟がある、しっかりした場所に取り付け、耐荷重の範囲内で使用しましょう。

スライド式ハンガー

ハンガー部分を引き出すことができて便利です。ネジ止め式と突っ張り式があります。

掛ける衣類の量が多いとスライド部分がたわむなどして引き出しにくくなるので、注意してください

押入れ用スタンドハンガー

置くだけで洋服をすっきり収納することができます。

棚と合体したタイプは、奥行きを有効利用できます。

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