食器を上手に収納するアイデア

収納

趣昧で揃えたものや、いただきものなどいつの聞にかどんどん増えてしまう食器。メニューや季節に合わせて使い分けたいけれど、奥の方にしまっていて、取り出すのが面倒ということはありませんか。デッドスペースを有効活用する機能的な収納方法を考えてみましょう。

食器棚の有効活用法

棚数を増やす

食器棚は、食器の高さに合わせて棚板の位置を細かく調整して使うようにすると、デッドスペースが減り、食器を高く重ねずに済むので、取り出しやすく、しまいやすくなります。

食器棚を購入する場合は、棚板の位置を細かく可動できるタイプを選ぶとよいでしょう。

食器棚には、ダボ(棚受け用の止め具)と、それを差し込むダボ穴が両側についていますが、棚板とダボの数は限りがあります。

さらに棚の数を増やしたい場合は、食器棚のタボと同じ形状、サイス、のダボと、棚板と同じサイズにカッ卜した合板を購入して、棚を設けましょう。

食器棚のダボが好みの位置にない場合

食器棚のダボ穴の間隔は狭いものでも3~4cmなので、「あと1c mだけ動かせたら…」ということがもあります。そんな場合は、ネジ式のダボを使うとよいでしょう。

棚板を水平に取り付けられるように、ダボ穴から希望する穴の位置までの長さを正確に測り、4隅ともに印をつける。位置を決める際は、棚板の厚みを考慮することを忘れずに。

印の位置にダボをねじ込んで、棚板を置けば完了です。

ラックを活用する

ラックを使えば部分的に棚を作ることも可能。ラックによっては、重ねて使用することも可能なので、2段、3段と仕切ることもできます。

さまざまなサイズ、素材、デザインのラックが販売されています。

食器棚や収納したいサイズに合わせて購入するといいでしょう。


棚板にかけて使えるタイプのラックは、ラックの棚がじゃまにならないので、下段を自由に使うことができます。

食器棚のガラス扉の目隠し

収納力をアップした食器棚は、ぎっしり詰まった印象になります。リビングやダイニンクから丸見えになる場合は、ガラス扉に食器棚用の粘着フィルムを貼って目隠しするとよいでしょう。

レース風の柄などで爽やかなインテリアが楽しめます。

あるいは、ガラス飛散防止フィルムを貼るのも手。これなら、地震などでガラス面が割れでもガラスが飛散しないので安心です。

カップ類の収納

カップ類は重ねて収納をすると不安定なうえ、並べるとスペースを取ってしまいます。それらを棚板の裏に吊るして収納すればデッドスペースの有効活用になります。

スライド式のカップホルダー

木ネジが利かない場合や食器棚にキズをつけたくない場合は、バネ式の突っ張り俸にS字金具を通したものを取り付けるのも方法。

突っ張り棒は、壁と垂直になるよう左右の壁面にしっかり固定するのがポイントです。

ヒートン棚

板にヒートンをねじ込んでカップを吊るすのも手。その際、フックに小さなバネがついていて、それを動かすことで脱着できるタイプのヒートンを使えば、安心です。

複数吊るす場合は、ぶつからないように間隔をとりましょう。

突っ張り棒とS字金具

木ネジが利かない場合や食器棚にキズをつけたくない場合は、バネ式の突っ張り俸にS字金異を通したものを取り付けるのも方法。

突っ張り棒は、壁と垂直になるよう左右の壁面にしっかり固定するのがポイントです。

平皿の収納

積み重ねる収納では上の皿はすべて取り出さないと下の皿が出せません。ほかにもあるのにいつも同じ皿を使ってしまうのは、収納方法に原因があるかもしれません。

よく使用する平皿は、立てて収納すると、重ねないので取り出しやすく、スペースも有効に使えます。

皿立てラックは、さまざまなデザイン、サイズのものか、あります。

収納する皿や食器棚の大きさに合わせて選びましょう。

また、文房具のファイルボックスを皿立てに使うのも手。底にウレタン材や梱包周のエアクションなどを敷いておくと、出し入れの際の衝撃をやわらげてくれます。

その他の食器類の収納ポイント

湯のみ、お椀類の収納

椀など、円すい形の食器は、重ねると不安定なうえ、普通に並べると場所を取ります。

そのような食器は上向き下向きを交互に並べるようにすると収納力がアップします。

積み重ねて収納する場合は、種類ごとに食器整理用ケースに入れておけば崩れません。サイスはどんぶり用_ちゃわん用など各種揃っています。

湯飲みやカップなど小さなものを収納するケースは、1リットルサイズのぺットボトルを使って手作りすることもできます。

大皿の収納

サイズも形もマチマチな大皿の収納は困りものひとつ。

重ねると不安定なうえ、下の方の皿を出すのも手間です。

そういった大皿も立てる収納がおすすめ。

梱包用の工アクッションを袋状にしたものに入れておけば‘衝撃をやわらげるとともに、袋のまま中身が見えるので、取り出しやすくなります。

大皿など重い食器は安全のため、食器棚の下部分に収納するようにしましょう。

奥が深い食器棚の場合

奥が深い食器棚は、収納力はあっても奥の物の出し入れに不便。

そんな場合は、食器の種類別にトレイやカゴに分けて収納しましょう。

使用するときは、トレイごと出すことができるので、たいへん便利です。

オフシーズン、来客用の食器

食器の種類あるいはシーズン別に、フタ付きの透明ケースに入れて収納しておくと、ホコリの心配がなく、ケースを重ねて収納できるので無駄が、ありません。

透明ケースならば、ケースのまま中身が見えるのも利点です。

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