このページでは網戸を自分で張り替える方法を紹介しています。夏場、窓を開けて風を部屋に通す機会が増えると思います。でも、網戸がないと蚊などの虫が部屋の中に入ってきます。虫の侵入防止の必需品網戸!
しかし、この網戸に穴が開いてしまったり、破れたりしていると、虫の侵入を許してしまうことになります。そこで、穴が開いてしまったり、破れたりしている網戸を自分で張り替える方法を紹介します。網戸の張り替えは意外と簡単に自分ですることができますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
網戸の基礎知識
網戸の網は、幅91cm(半間)が一般的です。購入する時は、張り替える網戸より少し大きめに購入しましょう。網には#18・#20・#24の3種類があります。小さな虫の侵入を防ぐには目の細かい網にしましょう。
ゴムビートは、網を固定する網戸専用のゴムひもです。種類は4種類あり、直径2.8mm・3.5mm・4.5mm・5.5mm・6.8mmの太さがあります。ゴムビートを購入する時は必ず太さを確認しましょう。また、3.5mm~ 5.5mmに対応する共用タイプもあります。
網戸の張り替え方法
網戸の張り替えに必要な道具
- メガローラー
網戸の張り替え専用ローラーです。便利な力ツターつきもあります。2.8mmのゴムビートを使用する細溝用のタイプもあります。
- アミドクリップ
網とアルミ枠を固定し、張りやすくするために使います。
- カッター
大きめのカッターを用意しましょう。
- ハサミ
余分な網を切るときに使います。
- 古いハブラシ
溝の掃除に使います。
- 金属定規
網を切るときの押さえに使います。
古い網をはずす
ローラーの反対側の先を使って古い網を止めている、ゴムビートをはずして、古い網を取り外します。
このとき、ゴムビートをはめてあった溝のホコリやゴミを、いらなくなった歯ブラシなどで掃除しておきましょう。
新しいゴムビートを用意する
新しく取り付けるゴムビートを用意しておきます。用意するゴムビートの長さは、短辺と長辺の長さを足したもの+2cmを2本用意しておきます。
なお、ゴムビートの太さは網戸の種類により異なります。
新しい網を仮止めする
新しい網を枠より3cm程はみ出すように、アミドクリップで仮止めをします。
網を固定する
網の固定は長辺から行います。同じようにして反対の長辺を固定してから、短辺の枠を固定します。網がたるまないように軽く引っ張っりながら、固定していきます。
ゴムビートを押し込む
網戸専用のローラーを使つて、ゴムビートを押し込んで網を長辺の方から固定していきます。このときにサンと網目が平行になっているか確認しながら作業をすると網をまっすぐに張れます。
ゴムビートのダメ押し
網の張り込みが終わったら、余分なゴムビートを切り取つてローラーでもう一度しつかりとゴムビートを押し込みます。
あまり力を入れすぎると網が切れてしまうことがあるので注意しましょう。
余分な網を切り取る
金属定規を使って余分な網を力ッターナイフで切り取ります。張った網を傷つけないように刃は外側に向けます。
コーナーを処理する
コーナーに残った余分な網を、ハサミで切り取って出来あがりです。
小さい穴の簡単な補修
網戸の空いた小さい穴の補修は、網戸補修用のシートを使うと簡単に補修ができます。
- 網戸の貼る面についたほこりや油、水分をきれいにふき取ります。
- 網戸のやぶれ部のほつれやでっぱり部分を、はさみなどで切り取ります。
- 網戸のやぶれ部の大きさを測り、シートのサイズを補修部より、約1cm大きくなるようにして、貼り付けます。
- 網戸のネットに合わせて、シートのネット柄を合わせて貼り、反対面からネット柄シートに透明シートがずれないように重ねて貼り、シート同士が密着するように押さえます。